ニュース 一覧へ戻る 2015/09/24 第141回大原美術館ギャラリーコンサート ご来場ありがとうございました GALLERY CONCERT 9月19日(土)に第141回大原美術館ギャラリーコンサート「横坂 源 (チェロ)& 高橋礼恵(ピアノ) デュオ・リサイタル」が開催されました。アンコール曲のご紹介です。 第141回大原美術館ギャラリーコンサート 「横坂 源(チェロ) & 高橋礼恵(ピアノ) デュオ・リサイタル」 出演 横坂 源(チェロ) 高橋礼恵(ピアノ) ■日 時 2015年9月19日(土) 18時30分開演 ■会 場 大原美術館 本館2階ギャラリー ■曲 目 J.S.バッハ:「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV639 シューマン:アダージョとアレグロ Op.70 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 Op.27-2「月光」 ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調 プロコフィエフ:無伴奏チェロ・ソナタ 嬰ハ短調 Op.134 ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19 ■アンコール曲 ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19より 第3楽章 倉敷川の河畔に萩の花が揺れる初秋の好日、横坂源さんと高橋礼恵さんのデュオ・リサイタルが開催されました。 大原美術館4度目のご出演となる高橋さんと、チェロの横坂さんは今回が初顔合わせ。なんと2人は公演2日前に倉敷で「初めまして」のあいさつを交わしたばかりです。しかも今回のプログラムは様々な作曲家のチェロ・ソナタが続くだけでなく、それぞれのソロ曲も大曲でリハーサルが大変そうです。観光客でにぎわう美観地区が気になりながらも、夜遅くまで練習に余念がありません。 1曲目、2曲目を続けて演奏。優雅なチェロの響きに一気に場の雰囲気が盛り上がります。 シューマンの後、横坂さんからプログラムについての解説がありましたが、偶然にも今回短調ばかりになってしまったのだとか。また2人が初対面ということに会場のお客様も驚きの声が。これほど短期間に心と音を合わせられるとは、さすが音楽の本場ドイツで研鑽を積んできた2人ならではです。 続いて、それぞれソロ曲を披露、最後にラフマニノフのソナタを迎えるころには、会場の熱気も最高潮へと達していきました。横坂さんいわく、「ラフマニノフの演奏中、(暑くて)時々気を失いそうだった・・」と。実は横坂さんは今回全曲譜面なしの演奏でした。その方がより情感をこめられるからと。その言葉通り、情熱的な詩情あふれる演奏で、お客様の心をしっかりつかんでいました。もちろん、その大きな支えとなったのは、懐の大きな骨太の高橋さんのピアノがあればこそだったと、横坂さんのコメントがありました。 終演後は瀬戸内の新鮮な魚料理に舌鼓を打ち、短い滞在でしたが倉敷の町を楽しまれた様子。今回倉敷だけの、横坂さんと高橋さんの一期一会ともいえるこのコンサート、ご来場いただいた皆様にはご堪能いただけましたら幸いです。このコンビでの演奏がまたどこかの会場で再演されるかもしれません。 ♪次回ギャラリーコンサートは2016年2月4日(木) 第142回大原美術館ギャラリーコンサート クラリネット・トリオ「ザ・クラリノッツ」です。 オッテンザマー親子によるクラリネットの競演にご期待ください。 ご来場をお待ちいたしております。 ぴったりと息の合った2人 熱気につつまれた会場内 前の記事 次の記事
9月19日(土)に第141回大原美術館ギャラリーコンサート「横坂 源 (チェロ)& 高橋礼恵(ピアノ) デュオ・リサイタル」が開催されました。アンコール曲のご紹介です。
第141回大原美術館ギャラリーコンサート
「横坂 源(チェロ) & 高橋礼恵(ピアノ) デュオ・リサイタル」
出演
横坂 源(チェロ)
高橋礼恵(ピアノ)
■日 時 2015年9月19日(土) 18時30分開演
■会 場 大原美術館 本館2階ギャラリー
■曲 目
J.S.バッハ:「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV639
シューマン:アダージョとアレグロ Op.70
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 Op.27-2「月光」
ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
プロコフィエフ:無伴奏チェロ・ソナタ 嬰ハ短調 Op.134
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
■アンコール曲
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19より 第3楽章
倉敷川の河畔に萩の花が揺れる初秋の好日、横坂源さんと高橋礼恵さんのデュオ・リサイタルが開催されました。
大原美術館4度目のご出演となる高橋さんと、チェロの横坂さんは今回が初顔合わせ。なんと2人は公演2日前に倉敷で「初めまして」のあいさつを交わしたばかりです。しかも今回のプログラムは様々な作曲家のチェロ・ソナタが続くだけでなく、それぞれのソロ曲も大曲でリハーサルが大変そうです。観光客でにぎわう美観地区が気になりながらも、夜遅くまで練習に余念がありません。
1曲目、2曲目を続けて演奏。優雅なチェロの響きに一気に場の雰囲気が盛り上がります。
シューマンの後、横坂さんからプログラムについての解説がありましたが、偶然にも今回短調ばかりになってしまったのだとか。また2人が初対面ということに会場のお客様も驚きの声が。これほど短期間に心と音を合わせられるとは、さすが音楽の本場ドイツで研鑽を積んできた2人ならではです。
続いて、それぞれソロ曲を披露、最後にラフマニノフのソナタを迎えるころには、会場の熱気も最高潮へと達していきました。横坂さんいわく、「ラフマニノフの演奏中、(暑くて)時々気を失いそうだった・・」と。実は横坂さんは今回全曲譜面なしの演奏でした。その方がより情感をこめられるからと。その言葉通り、情熱的な詩情あふれる演奏で、お客様の心をしっかりつかんでいました。もちろん、その大きな支えとなったのは、懐の大きな骨太の高橋さんのピアノがあればこそだったと、横坂さんのコメントがありました。
終演後は瀬戸内の新鮮な魚料理に舌鼓を打ち、短い滞在でしたが倉敷の町を楽しまれた様子。今回倉敷だけの、横坂さんと高橋さんの一期一会ともいえるこのコンサート、ご来場いただいた皆様にはご堪能いただけましたら幸いです。このコンビでの演奏がまたどこかの会場で再演されるかもしれません。
♪次回ギャラリーコンサートは2016年2月4日(木)
第142回大原美術館ギャラリーコンサート
クラリネット・トリオ「ザ・クラリノッツ」です。
オッテンザマー親子によるクラリネットの競演にご期待ください。
ご来場をお待ちいたしております。
ぴったりと息の合った2人
熱気につつまれた会場内