ニュース 一覧へ戻る 2014/10/29 第137回大原美術館ギャラリーコンサート ご来場ありがとうございました GALLERY CONCERT 10月25日(土)に第137回大原美術館ギャラリーコンサート「ブラームス ~ 室内楽の世界」が開催されました。アンコール曲のご紹介です。 第137回大原美術館ギャラリーコンサート 「ブラームス ~ 室内楽の世界」 出演 佐藤俊介(ヴァイオリン) 赤坂智子(ヴィオラ) 辻本玲(チェロ) 高橋礼恵(ピアノ) ■日 時 2014年10月25日(土) 18時30分開演 ■会 場 大原美術館 本館2階ギャラリー ■曲 目<オール・ブラームス・プログラム> ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 op.100 クラリネット三重奏 イ短調 (ヴィオラ版) 主題と変奏(弦楽六重奏曲 第1番 変ロ長調 op.18 第2楽章~ブラームス編曲によるピアノ独奏版) ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 op.25 ■アンコール曲 ブラームス:ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 第4楽章 秋晴れの空が青く澄み渡る好日、第137回大原美術館ギャラリーコンサートが開催されました。出演は2010年、12年とチェリストのピアノ伴奏で出演された高橋礼恵さんが、同じくベルリンを拠点に活躍をしている3名の仲間(佐藤俊介/ヴァイオリン、赤坂智子/ヴィオラ、辻本玲/チェロ)を伴って、ピアノカルテットでの登場です。 高橋さんをはじめ、いずれも受賞歴多数、国内外で華々しい活躍を続けている豪華メンバーです。そんな彼らがこの日の為にプログラムを練り、忙しい合間を縫って倉敷に集合してくれました。曲は全てブラームス。二重奏、三重奏、ピアノソロ、四重奏という構成で、室内楽の醍醐味を堪能できる内容です。 その演奏は、さすが名手ぞろい、ひとりひとりの技の確かさが際立っています。艶やかな音色が幾重にも重なって、ブラームスの細やかな旋律を歌いあげます。四重奏の演奏前にメンバーから語られたユニット結成のいきさつによると、最初は高橋さんと赤坂さんとで話が持ち上がったのだとか。日本を遠く離れたベルリンではドイツ語や英語を使っての日々。10年以上になってくると不自由さはうすれてきても、同じ日本人同士の気安さは格別なのかもしれません。技と美音の応酬が続く中、交わされる親密なアイコンタクトが、彼らの仲の良さを物語っていました。 四重奏では、そのラストに若いエネルギーを燃焼し尽くすような激しい掛け合いが続き、曲が終わると熱気が充満した会場から思わず大きな喝采が。若さと音楽の喜びにあふれた贅沢な一夜となりました。 美観地区を散策し、小豆島ラーメンに舌鼓を打ち、ひとときの観光客気分も味わって、次の演奏地に向かいそれぞれ倉敷を後にした4人。世界を舞台に活躍する彼らのその才能と逞しさに心からエールを送りたいと思います。 ♪次回ギャラリーコンサートは12月20日(土) 第138回大原美術館ギャラリーコンサート 「崔文洙(ヴァイオリン)&上岡敏之(ピアノ)デュオ・リサイタル」です。 ご来場をお待ちいたしております。 4人の息もぴったり、白熱の四重奏 前の記事 次の記事
10月25日(土)に第137回大原美術館ギャラリーコンサート「ブラームス ~ 室内楽の世界」が開催されました。アンコール曲のご紹介です。
第137回大原美術館ギャラリーコンサート
「ブラームス ~ 室内楽の世界」
出演
佐藤俊介(ヴァイオリン)
赤坂智子(ヴィオラ)
辻本玲(チェロ)
高橋礼恵(ピアノ)
■日 時 2014年10月25日(土) 18時30分開演
■会 場 大原美術館 本館2階ギャラリー
■曲 目<オール・ブラームス・プログラム>
ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 op.100
クラリネット三重奏 イ短調 (ヴィオラ版)
主題と変奏(弦楽六重奏曲 第1番 変ロ長調 op.18 第2楽章~ブラームス編曲によるピアノ独奏版)
ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 op.25
■アンコール曲
ブラームス:ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 第4楽章
秋晴れの空が青く澄み渡る好日、第137回大原美術館ギャラリーコンサートが開催されました。出演は2010年、12年とチェリストのピアノ伴奏で出演された高橋礼恵さんが、同じくベルリンを拠点に活躍をしている3名の仲間(佐藤俊介/ヴァイオリン、赤坂智子/ヴィオラ、辻本玲/チェロ)を伴って、ピアノカルテットでの登場です。
高橋さんをはじめ、いずれも受賞歴多数、国内外で華々しい活躍を続けている豪華メンバーです。そんな彼らがこの日の為にプログラムを練り、忙しい合間を縫って倉敷に集合してくれました。曲は全てブラームス。二重奏、三重奏、ピアノソロ、四重奏という構成で、室内楽の醍醐味を堪能できる内容です。
その演奏は、さすが名手ぞろい、ひとりひとりの技の確かさが際立っています。艶やかな音色が幾重にも重なって、ブラームスの細やかな旋律を歌いあげます。四重奏の演奏前にメンバーから語られたユニット結成のいきさつによると、最初は高橋さんと赤坂さんとで話が持ち上がったのだとか。日本を遠く離れたベルリンではドイツ語や英語を使っての日々。10年以上になってくると不自由さはうすれてきても、同じ日本人同士の気安さは格別なのかもしれません。技と美音の応酬が続く中、交わされる親密なアイコンタクトが、彼らの仲の良さを物語っていました。
四重奏では、そのラストに若いエネルギーを燃焼し尽くすような激しい掛け合いが続き、曲が終わると熱気が充満した会場から思わず大きな喝采が。若さと音楽の喜びにあふれた贅沢な一夜となりました。
美観地区を散策し、小豆島ラーメンに舌鼓を打ち、ひとときの観光客気分も味わって、次の演奏地に向かいそれぞれ倉敷を後にした4人。世界を舞台に活躍する彼らのその才能と逞しさに心からエールを送りたいと思います。
♪次回ギャラリーコンサートは12月20日(土)
第138回大原美術館ギャラリーコンサート
「崔文洙(ヴァイオリン)&上岡敏之(ピアノ)デュオ・リサイタル」です。
ご来場をお待ちいたしております。
4人の息もぴったり、白熱の四重奏