ニュース 一覧へ戻る 2014/04/09 第135回大原美術館ギャラリーコンサート ご来場ありがとうございました GALLERY CONCERT 4月6日(日)に第135回大原美術館ギャラリーコンサート「デュオ・リサイタル マキシミリアン・ホルヌング(チェロ)&河村尚子(ピアノ)」が開催されました。アンコール曲のご紹介です。 第135回大原美術館ギャラリーコンサート 「デュオ・リサイタル マキシミリアン・ホルヌング(チェロ)&河村尚子(ピアノ)」 出演 マキシミリアン・ホルヌング(チェロ) 河村尚子(ピアノ) ■日 時 2014年4月6日(日) 18時30分開演 ■会 場 大原美術館 本館2階ギャラリー ■曲 目 シューマン:アダージョとアレグロ op.70 ファリャ:スペイン民謡組曲(M.マレシャル編曲) ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第3番 イ長調 op.69 ウェーベルン:チェロとピアノのための2つの小品(1899) ウェーベルン:チェロとピアノのための3つの小品 op.11 ブラームス:チェロ・ソナタ 第2番 ヘ長調 op.99 ■アンコール曲 フランク・ブリッジ:セレナード ドビュッシー:美しき夕べ 通常は土曜日開催が多いこのギャラリーコンサートシリーズですが、今回は珍しく日曜日開催となりました。折しも桜も満開、観光客でにぎわう倉敷美観地区に出演者2人も大感激。束の間の旅人となって桜をバックに写真に納まる姿も。ホルヌングは2009年の第84回くらしきコンサート「ヤンソンス指揮バイエルン放送響」の公演でもオーケストラメンバーとして倉敷に来たはずなのですが、その時は神戸とホールをバスで直接往復しただけで、倉敷の記憶がまるでないのだそうです。今回はゆっくり滞在できて満足そうでした。 そしていよいよ本番。みごとにぴったりと息の合った演奏。とくに河村さんの自然な音色の美しさと堂々とした自信にあふれた演奏ぶりが際立っています。その枠に乗せられるようにチェロが自由に歌うかのよう。どこまでも美しく艶やかなチェロの音色。若々しい伸びやかさとドイツの本場で培われた確かな音楽性が相まって、素晴らしいコンサートとなりました。ソロでももちろん素晴らしい河村さんですが、ホルヌングとの共演でまた違った一面を見せてくれたと、河村さんの演奏を知る来場者からのコメントがありました。 アンコールの最後は、会場を取り囲むフランスの絵画にちなんで、ドビュッシーで締めくくられました。「美しき夕べ」のタイトルそのままに、ため息が漏れるようなラストでした。 思わぬ花冷えの中、会場に足をお運び下さいました皆様に、心より御礼を申し上げます。 ♪次回ギャラリーコンサートは6月7日(土) 第136回大原美術館ギャラリーコンサート 「有希マヌエラ・ヤンケ ヴァイオリン・リサイタル ピアノ/歩マノン・ヤンケ」です。 ご来場をお待ちいたしております。 満開の桜の前で記念写真(大原邸前で) 散歩中、くらしきコンサート事務所前でポスターを発見! アンコールに応えて、ドビュッシーを披露しました。 前の記事 次の記事
4月6日(日)に第135回大原美術館ギャラリーコンサート「デュオ・リサイタル マキシミリアン・ホルヌング(チェロ)&河村尚子(ピアノ)」が開催されました。アンコール曲のご紹介です。
第135回大原美術館ギャラリーコンサート
「デュオ・リサイタル マキシミリアン・ホルヌング(チェロ)&河村尚子(ピアノ)」
出演
マキシミリアン・ホルヌング(チェロ)
河村尚子(ピアノ)
■日 時 2014年4月6日(日) 18時30分開演
■会 場 大原美術館 本館2階ギャラリー
■曲 目
シューマン:アダージョとアレグロ op.70
ファリャ:スペイン民謡組曲(M.マレシャル編曲)
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第3番 イ長調 op.69
ウェーベルン:チェロとピアノのための2つの小品(1899)
ウェーベルン:チェロとピアノのための3つの小品 op.11
ブラームス:チェロ・ソナタ 第2番 ヘ長調 op.99
■アンコール曲
フランク・ブリッジ:セレナード
ドビュッシー:美しき夕べ
通常は土曜日開催が多いこのギャラリーコンサートシリーズですが、今回は珍しく日曜日開催となりました。折しも桜も満開、観光客でにぎわう倉敷美観地区に出演者2人も大感激。束の間の旅人となって桜をバックに写真に納まる姿も。ホルヌングは2009年の第84回くらしきコンサート「ヤンソンス指揮バイエルン放送響」の公演でもオーケストラメンバーとして倉敷に来たはずなのですが、その時は神戸とホールをバスで直接往復しただけで、倉敷の記憶がまるでないのだそうです。今回はゆっくり滞在できて満足そうでした。
そしていよいよ本番。みごとにぴったりと息の合った演奏。とくに河村さんの自然な音色の美しさと堂々とした自信にあふれた演奏ぶりが際立っています。その枠に乗せられるようにチェロが自由に歌うかのよう。どこまでも美しく艶やかなチェロの音色。若々しい伸びやかさとドイツの本場で培われた確かな音楽性が相まって、素晴らしいコンサートとなりました。ソロでももちろん素晴らしい河村さんですが、ホルヌングとの共演でまた違った一面を見せてくれたと、河村さんの演奏を知る来場者からのコメントがありました。
アンコールの最後は、会場を取り囲むフランスの絵画にちなんで、ドビュッシーで締めくくられました。「美しき夕べ」のタイトルそのままに、ため息が漏れるようなラストでした。
思わぬ花冷えの中、会場に足をお運び下さいました皆様に、心より御礼を申し上げます。
♪次回ギャラリーコンサートは6月7日(土)
第136回大原美術館ギャラリーコンサート
「有希マヌエラ・ヤンケ ヴァイオリン・リサイタル ピアノ/歩マノン・ヤンケ」です。
ご来場をお待ちいたしております。
満開の桜の前で記念写真(大原邸前で)
散歩中、くらしきコンサート事務所前でポスターを発見!
アンコールに応えて、ドビュッシーを披露しました。