ニュース 一覧へ戻る 2013/03/12 第130回大原美術館ギャラリーコンサート ご来場ありがとうございました GALLERY CONCERT 3月9日(土)に第130回大原美術館ギャラリーコンサート「宮本益光のうたはよろこび」が開催されました。アンコール曲のご紹介です。 第130回大原美術館ギャラリーコンサート 「宮本益光のうたはよろこび」 出演 宮本益光(バリトン) 鵜木絵里(ソプラノ) 加藤昌則(ピアノ) ■日 時 2013年3月9日(土) 18時30分開演 ■会 場 大原美術館 本館2階ギャラリー ■曲 目 <第1部> 花 荒城の月 蛍の光 冬景色 あわて床屋 からたちの花 赤とんぼ 浜辺の歌 ほしとタンポポ めだかの学校 桜つぼみ ※ <第2部> あんこまパン チョコマ茶漬け ※ ぞうさん サッちゃんの家 さびしいカシの木 ロマンチストの豚 うぬぼれ鏡 電話 俺らの町の数え歌 ※ 小さな空 ■アンコール曲 春が来た もしも歌がなかったら ※ ※加藤昌則 作曲 / 宮本益光 作詞 オペラやコンサートで大活躍の宮本益光さんは今回大原美術館ギャラリーコンサート初登場。「日本の唱歌」をというリクエストに応えてくださり、ソプラノの鵜木絵里さん、ピアニストで作曲家の加藤昌則さんと共に、懐かしくも美しい日本の歌の数々を披露してくれました。宮本さんの甘く深いバリトンの響きに、鵜木さんの澄んだソプラノの声が重なり織りなすハーモニーが会場を包み、満場のお客様の心を瞬時に鷲づかみ。また宮本さんの指導による客席全員での合唱や、オペレッタ風演出の歌など、次々楽しいステージが繰り広げられ、ギャラリーコンサート始まって以来の「笑いがおきる」会となりました。 とくに後半最初の「あんこまパン」「チョコマ茶漬け」では、エプロン姿の宮本さんと鵜木さん、加藤さんに至っては特注のシェフ姿に身を包んでステージに現れ、会場のお客様もびっくり。3人の息もぴったりなコミカルな演出で、会場を大いに沸かせてくれました。宮本さんも「今日のお客様はノリがいい」としごくご満悦。いつも時間通りに終演するという自称「時間の魔術師」の彼も、当夜は得意のトークに拍車がかかり、予定時刻を上回ってのお開きとなりました。最後は楽屋まで戻りかけていたにもかかわらず、鳴りやまぬ拍手に呼び戻されて、予定外のアンコールも披露していただくことに。ブラボーからブラビッシモまで飛び交う大盛り上がりの一夜となりました。 宮本さんはもともと自ら絵筆も執ることもあるほど絵がお好きとか。大原美術館は初めてなので、大変楽しみにして来られたのだそうです。しかし、絵に夢中になっては本番に差し支えると、お楽しみはコンサート後にとっておいたのだとか。そんな彼は、モネの絵をピアノの蓋で覆ってしまうことに恐縮することしきり。舞台対面のゴーギャンの絵をみれば、最近タヒチで買って身に着けているチョーカーとの運命の糸を感じてしまうという感激ぶりでした。終演後訪れた居酒屋さんでは、宮本さんの美術好きに話がおよび、芸大時代の抱腹絶倒の極秘エピソードも披露されました。 東京芸大大学院の同級生でありながら声楽科と作曲科にそれぞれ在籍し、まったく接点のなかった宮本さんと加藤さんですが、知り合ったきっかけはというと、宮本さんが新しい日本の唱歌を作りたいと活動を開始、作曲家を募集したところ応募してきたのが、加藤さんだったということでした。以来長年にわたって息の合ったコンビで数々の日本の歌を生み出しているお2人。どんな楽しい歌が生まれてくるのか、これからのご活躍がますます楽しみです。 ♪次回ギャラリーコンサートは2013年4月20日(土) 第131回大原美術館ギャラリーコンサート 「春の夕べ ~ブラームスはお好き?~」です。 ご来場をお待ちいたしております。 「あわて床屋」ではうさぎも登場! コミカルな3人の演技に、会場が爆笑の渦に包まれました。 瀬戸内の魚料理とおいしいお酒に舌鼓。絵やオペラの話に花が咲きました。 前の記事 次の記事
3月9日(土)に第130回大原美術館ギャラリーコンサート「宮本益光のうたはよろこび」が開催されました。アンコール曲のご紹介です。
第130回大原美術館ギャラリーコンサート
「宮本益光のうたはよろこび」
出演
宮本益光(バリトン)
鵜木絵里(ソプラノ)
加藤昌則(ピアノ)
■日 時 2013年3月9日(土) 18時30分開演
■会 場 大原美術館 本館2階ギャラリー
■曲 目
<第1部>
花
荒城の月
蛍の光
冬景色
あわて床屋
からたちの花
赤とんぼ
浜辺の歌
ほしとタンポポ
めだかの学校
桜つぼみ ※
<第2部>
あんこまパン
チョコマ茶漬け ※
ぞうさん
サッちゃんの家
さびしいカシの木
ロマンチストの豚
うぬぼれ鏡
電話
俺らの町の数え歌 ※
小さな空
■アンコール曲
春が来た
もしも歌がなかったら ※
※加藤昌則 作曲 / 宮本益光 作詞
オペラやコンサートで大活躍の宮本益光さんは今回大原美術館ギャラリーコンサート初登場。「日本の唱歌」をというリクエストに応えてくださり、ソプラノの鵜木絵里さん、ピアニストで作曲家の加藤昌則さんと共に、懐かしくも美しい日本の歌の数々を披露してくれました。宮本さんの甘く深いバリトンの響きに、鵜木さんの澄んだソプラノの声が重なり織りなすハーモニーが会場を包み、満場のお客様の心を瞬時に鷲づかみ。また宮本さんの指導による客席全員での合唱や、オペレッタ風演出の歌など、次々楽しいステージが繰り広げられ、ギャラリーコンサート始まって以来の「笑いがおきる」会となりました。
とくに後半最初の「あんこまパン」「チョコマ茶漬け」では、エプロン姿の宮本さんと鵜木さん、加藤さんに至っては特注のシェフ姿に身を包んでステージに現れ、会場のお客様もびっくり。3人の息もぴったりなコミカルな演出で、会場を大いに沸かせてくれました。宮本さんも「今日のお客様はノリがいい」としごくご満悦。いつも時間通りに終演するという自称「時間の魔術師」の彼も、当夜は得意のトークに拍車がかかり、予定時刻を上回ってのお開きとなりました。最後は楽屋まで戻りかけていたにもかかわらず、鳴りやまぬ拍手に呼び戻されて、予定外のアンコールも披露していただくことに。ブラボーからブラビッシモまで飛び交う大盛り上がりの一夜となりました。
宮本さんはもともと自ら絵筆も執ることもあるほど絵がお好きとか。大原美術館は初めてなので、大変楽しみにして来られたのだそうです。しかし、絵に夢中になっては本番に差し支えると、お楽しみはコンサート後にとっておいたのだとか。そんな彼は、モネの絵をピアノの蓋で覆ってしまうことに恐縮することしきり。舞台対面のゴーギャンの絵をみれば、最近タヒチで買って身に着けているチョーカーとの運命の糸を感じてしまうという感激ぶりでした。終演後訪れた居酒屋さんでは、宮本さんの美術好きに話がおよび、芸大時代の抱腹絶倒の極秘エピソードも披露されました。
東京芸大大学院の同級生でありながら声楽科と作曲科にそれぞれ在籍し、まったく接点のなかった宮本さんと加藤さんですが、知り合ったきっかけはというと、宮本さんが新しい日本の唱歌を作りたいと活動を開始、作曲家を募集したところ応募してきたのが、加藤さんだったということでした。以来長年にわたって息の合ったコンビで数々の日本の歌を生み出しているお2人。どんな楽しい歌が生まれてくるのか、これからのご活躍がますます楽しみです。
♪次回ギャラリーコンサートは2013年4月20日(土)
第131回大原美術館ギャラリーコンサート
「春の夕べ ~ブラームスはお好き?~」です。
ご来場をお待ちいたしております。
「あわて床屋」ではうさぎも登場!
コミカルな3人の演技に、会場が爆笑の渦に包まれました。
瀬戸内の魚料理とおいしいお酒に舌鼓。絵やオペラの話に花が咲きました。