くらしきコンサート

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2008/06/11

「アンネ=ゾフィー・ムター&トロンハイム・ソロイスツ」にご来場いただき誠にありがとうございました。

6月9日(月)は、第81回くらしきコンサート「アンネ=ゾフィー・ムター&トロンハイム・ソロイスツ」にご来場いただき誠にありがとうございました。

今回、アンネ=ゾフィー・ムターの日本公演はアジア・ツアーの最終地。ほとんどオフ日がないタイトなスケジュールの中、倉敷でも素晴らしい音色を奏でてくださいました。
当夜のムターは鮮やかなブルーのマーメードラインのドレスで艶やかに登場。さすが女王の風格!と息をのむ美しさでした。
ひとたび演奏が始まると、トロンハイム・ソロイスツの若々しい疾走感溢れる演奏に驚かされました。特にムターが登場した「四季」では、まさに息ぴったりのアンサンブル。多彩な音色で観客を魅了しました。

この日ムターは、会場へ向かう倉敷美観地区の道すがら、タクシーの車窓から景色をながめて、柳のそよぐ倉敷の古い町並みをとても気に入ってくださったようです。その印象も重なっていたのでしょうか、まるで初夏の倉敷の風が、音楽の中にも吹き抜けていくような一夜でした。
終演後、ムターから「倉敷のお客さまは素晴らしかったわ!」と嬉しいお言葉をいただきました。ご来場くださいましたみなさまに、御礼とともにご報告させていただきます。

公演内容は下記のとおりです。

■第81回くらしきコンサート
「アンネ=ゾフィー・ムター&トロンハイム・ソロイスツ」

出演
アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)
トロンハイム・ソロイスツ

■2008年6月9日(月)19時開演

■倉敷市民会館

■プログラム
バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメント Sz.113
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ長調 BWV1042
ヴィヴァルディ:「四季」

■アンコール曲
ヴィヴァルディ:「四季」より “夏” 第3楽章 プレスト
ヴィヴァルディ:「四季」より “冬” 第2楽章 ラルゴ
J.S.バッハ:G線上のアリア

今回ヴィヴァルディ作曲「四季」で使用したチェンバロです。外面は落ち着いたブルーで、内面に花の装飾が美しく施されていました。

玄関のライトアップ。今回は、少しお洒落に音符のライトで演出してみました。