ニュース 一覧へ戻る 2007/07/04 くらしきコンサートの裏方さん その3【カゲアナ】 CONCERT REPORT くらしきコンサートの“カゲアナ”藤井朱未(ふじいあけみ)さんをご紹介します。 毎回、開演ベルとともに来場者のお耳に届いている、やわらかいアルトの声の持ち主。それが、藤井朱未さんです。まるでコンサートのプロローグのように、落ち着いた中にも人の心を惹き付けてやまない心地よい声。くらしきコンサートの一部であるといっても過言ではないくらい、なくてはならない大切な存在です。いったいどんな人なのだろうと想像されていた方も多いことと思いますが、声ばかりでなく、このとおり美しく魅力的な女性です。 1983年にくらしきコンサートが始まった当初は、コンサートのスタッフがカゲアナを務めていました。しかし、開演間際のあわただしい中、落ち着いてアナウンスするのは難しく、どなたか助けてくださる方はないかと捜していたところ、たまたまくらしきコンサート事務所の隣のお店にお勤めされていた藤井さんとの運命的な出会いがあったのです。お店でのエレガントな応対ぶりと、美人なのにちっとも気取らないその人柄にスタッフが魅了され足しげくお邪魔していましたが、かつて地元放送局のアナウンサーとして活躍されていたことが判明、「ぜひカゲアナを」とのたってのお願いに快く応えてくださり、ご登場いただく運びとなったのです。途中何年かブランクもありましたが、現在にいたるまでの20数年間、カゲアナとしてステージの袖からコンサートを支えてくださっています。 いつも藤井さんに感心してしまうのは、「~を固くお断りいたします」といった、ともすれば威圧的に聞こえてしまいそうな言葉でも、決してそのようには聞こえてこないところです。ご本人によると、お客様ができるだけ不快な思いをされないよう工夫して原稿を読むことを心がけているのだとか。舞台を愛し、くらしきコンサートを大切に思ってくださっていることが伝わってくるお話です。 これからも、くらしきコンサートとともにいつまでもご活躍いただきたいと願っています。 コンサートの合間、倉敷芸文館 楽屋ロビーにて、ほっと一息。 いつも黒の洋服がきまっています。 舞台下手、ここが定位置です。さあ、ベルが鳴れば藤井さんの出番です。 前の記事 次の記事
くらしきコンサートの“カゲアナ”藤井朱未(ふじいあけみ)さんをご紹介します。
毎回、開演ベルとともに来場者のお耳に届いている、やわらかいアルトの声の持ち主。それが、藤井朱未さんです。まるでコンサートのプロローグのように、落ち着いた中にも人の心を惹き付けてやまない心地よい声。くらしきコンサートの一部であるといっても過言ではないくらい、なくてはならない大切な存在です。いったいどんな人なのだろうと想像されていた方も多いことと思いますが、声ばかりでなく、このとおり美しく魅力的な女性です。
1983年にくらしきコンサートが始まった当初は、コンサートのスタッフがカゲアナを務めていました。しかし、開演間際のあわただしい中、落ち着いてアナウンスするのは難しく、どなたか助けてくださる方はないかと捜していたところ、たまたまくらしきコンサート事務所の隣のお店にお勤めされていた藤井さんとの運命的な出会いがあったのです。お店でのエレガントな応対ぶりと、美人なのにちっとも気取らないその人柄にスタッフが魅了され足しげくお邪魔していましたが、かつて地元放送局のアナウンサーとして活躍されていたことが判明、「ぜひカゲアナを」とのたってのお願いに快く応えてくださり、ご登場いただく運びとなったのです。途中何年かブランクもありましたが、現在にいたるまでの20数年間、カゲアナとしてステージの袖からコンサートを支えてくださっています。
いつも藤井さんに感心してしまうのは、「~を固くお断りいたします」といった、ともすれば威圧的に聞こえてしまいそうな言葉でも、決してそのようには聞こえてこないところです。ご本人によると、お客様ができるだけ不快な思いをされないよう工夫して原稿を読むことを心がけているのだとか。舞台を愛し、くらしきコンサートを大切に思ってくださっていることが伝わってくるお話です。
これからも、くらしきコンサートとともにいつまでもご活躍いただきたいと願っています。
コンサートの合間、倉敷芸文館 楽屋ロビーにて、ほっと一息。
いつも黒の洋服がきまっています。
舞台下手、ここが定位置です。さあ、ベルが鳴れば藤井さんの出番です。