くらしきコンサート

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2011/09/20

くらしきコンサートを彩る舞台花 その16

9月16日(金)、倉敷市芸文館で「ブルーノ=レオナルド・ゲルバー ピアノ・リサイタル」が開催されました。
東日本大震災および原発事故の影響で、2011年の前半の2公演が相次いで中止となったことは、お客様にとっても私たちにとっても、大変残念な出来事でした。

そして、“共催”という形ではありましたが、ほぼ1年ぶりとなるコンサート「ブルーノ=レオナルド・ゲルバー ピアノ・リサイタル」。 出演者も無事来日し、開催の運びとなりました。
しかし、折悪しく台風15号が近づき、開演前には思いもよらぬ大雨です。今年のコンサートは、どこまでも一筋縄ではいきません。
降りしきる雨のなか、会場に到着したゲルバーを待っていたのは、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ「熱情」を思わせる、情熱的な舞台花でした。今回も、生けてくださったのは、「すみれ花店」高橋洋子さんです。

テーマは「赤」と「紫」の色の対比。ゲルバーの生まれた情熱の国「アルゼンチン」を彷彿とさせます。彼の情熱的なピアノの演奏が、花の鮮やかな色とともに、客席の皆様の心に焼き付いたことでしょう。
この度は、悪天候の中、ご来場くださいました皆様に厚く御礼を申し上げます。

花材は次の通りです。

バラ
鶏頭
ダリア(黒蝶)
トルコキキョウ
スターチス
秋あじさい
ぶどう
マンサク
ドラセナ

様々な「赤」と「紫」の花がライトを浴びて輝いています

スタインウェイの奥で、華麗に咲くブーケ

よく見ると、ぶどうも・・!