くらしきコンサート

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2007/06/07

くらしきコンサートを彩る舞台花 その8

毎回、くらしきコンサートのステージに季節の花が生けられているのに目を止めた方も多いと思います。

1996年の第41回くらしきコンサート「五嶋みどり&ロバート・マクドナルド デュオ・リサイタル」より、ほぼ毎回素敵な花を生けてくださっているのは、地元「すみれ花店」の高橋洋子さんです。数々の世界的コンクールで優勝した実力をもつ高橋さんですが、音楽という芸術を脇から支え、より素晴らしい舞台作りに一役買ってくださっています。

第79回くらしきコンサート「ジョセフ・リン ヴァイオリン・リサイタル」(2007年6月5日)の花材は、薄ピンクにほんのり色づく「シャクヤク」と、涼しげなブルーのグラデーションの「デルフィニューム」そして、爽やかな緑の「空木(うつぎ)」をダイナミックに使用した作品。
この二つのお花のコンビネーションと色彩のコントラストは、まさに今回の演奏者、ジョセフ・リンとオライオン・ワイスのエネルギッシュで若さ溢れる演奏をそのまま表現したよう。会場に初夏の爽やかなそよ風が吹き抜けました。

次回作品もお楽しみに。

空木(うつぎ)の枝が今にも揺れ動きだしそう。

シャクヤクは一輪一輪がとても大きく愛らしく咲いていました。