くらしきコンサート

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2005/02/04

くらしきコンサートの裏方さん その1[舞台監督]

第64回くらしきコンサート(ワレリー・ゲルギエフ指揮/キーロフ歌劇場管弦楽団)より舞台監督を務めてくださっている大塚洋(おおつかひろし)さんをご紹介します。

舞台下手に控えてホール全体に目を配り、コンサートの進行すべてにわたって指示を出しているのが舞台監督です。舞台監督は、主に次のような仕事をしています。
①演奏者の要望を聞いて、会場スタッフへ指示を出し、ステージの準備(照明、空調、ピアノ、椅子、譜面台、舞台花など)を行う。
②表ロビーのスタッフに開場の指示を出す。
③アナウンス、開演ベル、照明の転換の指示を行う。
お客様の目から直接姿は見えませんが、素晴らしいコンサートを作るために重要な役割を果たしていることがお分かりになると思います。

実は大塚さんの本業は、劇団「青年団」に所属する役者さん。あの平田オリザ氏の舞台に出演している他、テレビドラマ、CMにも顔を見せています。
舞台監督としては、六本木ヒルズで毎月第4土曜日に行われている「DOCOMOコンサート」を担当しています。若手演奏家たちの室内楽が楽しめるコンサートです。屋外のステージなので、舞台監督の仕事ぶりも見ることができるはずです。
多忙な中、貴重な時間をさいてくらしきコンサートの舞台監督をひきうけてくださっている大塚さんですが、舞台の裏ではこんなユニークなスタッフも活躍していることを、コンサート会場で思い起こしていただけたら幸いです。

【プロフィール】
大塚洋(おおつか・ひろし)
生年月日:1954年4月18日
出身地:東京都
経歴:桐朋学園
安部公房スタジオ
劇団『風の街』
現在、劇団『青年団』
(平田オリザ主宰)に所属

特技:狂言
出演作品:
テレビ「渡る世間は鬼ばかり」
「ショムニ」
「サラリーマン金太郎2」
「はみだし刑事情熱系」
ラジオ「ことばの教室」
映画 「白い道」「どんまい」
「ナニワ金融道」 他