ニュース 一覧へ戻る 2017/04/18 第147回大原美術館ギャラリーコンサート ご来場ありがとうございました GALLERY CONCERT 4月15日(土)に第147回大原美術館ギャラリーコンサート「郷古廉 ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ 全曲演奏会 Vol.1」が開催されました。アンコール曲のご紹介です。 第147回大原美術館ギャラリーコンサート 「郷古廉 ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ 全曲演奏会 Vol.1」 出演 郷古 廉(ヴァイオリン) 加藤 洋之(ピアノ) ■日 時 2017年4月15日(土) 18時30分開演 ■会 場 大原美術館 本館2階ギャラリー ■曲 目 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ニ長調 Op.12-1 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 Op.12-2 * * * * * ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 変ホ長調Op.12-3 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 Op.24「春」 ■アンコール曲 シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ 第3番 ト短調 D408 より 第2楽章 アンダンテ 桜も満開を迎え、観光客でにぎわう春の宵、「郷古廉 ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ 全曲演奏会」の第1回目が開催されました。今年から毎年春に開催する全3回のシリーズです。 良いお天気と思っていたら、出演者の二人の到着直前急に激しい雷雨と雹が倉敷を襲い、一瞬どうなることかと心配しましたが間もなく天気も回復、思わぬ春の嵐にひやりとさせられました。 雨もあがった夕刻、無事コンサートがスタート。会場は200名を超えるお客様で埋め尽くされています。加えて日中の雨の影響で湿気も相当なもの、会場は瞬く間に熱気につつまれました。 1993年生まれ若干24歳の郷古さんですが、華々しいコンクール入賞歴も納得の素晴らしい演奏に心を奪われます。その伸びやかで艶やかなヴァイオリンの音色はたちまち会場を魅了しました。そして何よりベテランの加藤さんとの掛け合いは、まるで音楽で愛を語らっているような絶妙なフレーズが次々と繰り広げられ、その心地良さにいつまでも聴いていたいような気にさせられます。今回のソナタはベートーヴェン20代の作曲とあって、同じ年代の郷古さんにとってはより作曲家の気持ちが理解できるのかもしれません。 二人ともヨーロッパを拠点にしており、なかでもウィーン在住の郷古さんは、大作曲家たちが数々の名曲を生んだ町ウィーンは音楽をするうえでこの上ない街と大変気に入っている様子。二人の語らいあうような演奏を聴いているとまるでここはウィーンの空気が流れているような気さえしました。 見事ソナタ4曲を弾き終えたのち、アンコールには愛らしいシューベルトのソナチネで演奏の熱気を冷まし、万雷の拍手を浴びました。 シリーズ第2回の来年(4/7予定)は、ソナタの4番、6番、7番、8番が演奏されます。ますます楽しみになってきました。どうぞご期待ください。 ♪次回ギャラリーコンサートは2017年9月16日(土) 第148回大原美術館ギャラリーコンサート 「ザ・イマイ・ヴィオラ・クァルテット」です。 国際的なヴィオラ奏者今井信子さんが、ヴィオラだけのカルテットを組んで初の日本ツアーをおこないます。 ご来場をお待ちいたしております。 アンコール曲に聴き入る満場のお客様 ぴったりと息の合った演奏に感動 前の記事 次の記事
4月15日(土)に第147回大原美術館ギャラリーコンサート「郷古廉 ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ 全曲演奏会 Vol.1」が開催されました。アンコール曲のご紹介です。
第147回大原美術館ギャラリーコンサート
「郷古廉 ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ 全曲演奏会 Vol.1」
出演
郷古 廉(ヴァイオリン)
加藤 洋之(ピアノ)
■日 時 2017年4月15日(土) 18時30分開演
■会 場 大原美術館 本館2階ギャラリー
■曲 目
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ニ長調 Op.12-1
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 Op.12-2
* * * * *
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 変ホ長調Op.12-3
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 Op.24「春」
■アンコール曲
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ 第3番 ト短調 D408 より 第2楽章 アンダンテ
桜も満開を迎え、観光客でにぎわう春の宵、「郷古廉 ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ 全曲演奏会」の第1回目が開催されました。今年から毎年春に開催する全3回のシリーズです。
良いお天気と思っていたら、出演者の二人の到着直前急に激しい雷雨と雹が倉敷を襲い、一瞬どうなることかと心配しましたが間もなく天気も回復、思わぬ春の嵐にひやりとさせられました。
雨もあがった夕刻、無事コンサートがスタート。会場は200名を超えるお客様で埋め尽くされています。加えて日中の雨の影響で湿気も相当なもの、会場は瞬く間に熱気につつまれました。
1993年生まれ若干24歳の郷古さんですが、華々しいコンクール入賞歴も納得の素晴らしい演奏に心を奪われます。その伸びやかで艶やかなヴァイオリンの音色はたちまち会場を魅了しました。そして何よりベテランの加藤さんとの掛け合いは、まるで音楽で愛を語らっているような絶妙なフレーズが次々と繰り広げられ、その心地良さにいつまでも聴いていたいような気にさせられます。今回のソナタはベートーヴェン20代の作曲とあって、同じ年代の郷古さんにとってはより作曲家の気持ちが理解できるのかもしれません。
二人ともヨーロッパを拠点にしており、なかでもウィーン在住の郷古さんは、大作曲家たちが数々の名曲を生んだ町ウィーンは音楽をするうえでこの上ない街と大変気に入っている様子。二人の語らいあうような演奏を聴いているとまるでここはウィーンの空気が流れているような気さえしました。
見事ソナタ4曲を弾き終えたのち、アンコールには愛らしいシューベルトのソナチネで演奏の熱気を冷まし、万雷の拍手を浴びました。
シリーズ第2回の来年(4/7予定)は、ソナタの4番、6番、7番、8番が演奏されます。ますます楽しみになってきました。どうぞご期待ください。
♪次回ギャラリーコンサートは2017年9月16日(土)
第148回大原美術館ギャラリーコンサート
「ザ・イマイ・ヴィオラ・クァルテット」です。
国際的なヴィオラ奏者今井信子さんが、ヴィオラだけのカルテットを組んで初の日本ツアーをおこないます。
ご来場をお待ちいたしております。
アンコール曲に聴き入る満場のお客様
ぴったりと息の合った演奏に感動