くらしきコンサート

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2011/11/04

くらしきコンサート代表・大原れいこが、平成23年度倉敷市文化章を受章いたしました。

倉敷市文化章は1948年に創設され、将棋棋士の故大山康晴氏なども受章した名誉ある章です。11月3日文化の日に倉敷市役所市民ホールで開催された贈呈式では、
章の授与に続き、伊東市長はじめ、倉敷市文化振興財団の松田理事長、倉敷市文化連盟の室山会長から、温かいお祝いのメッセージをいただき、くらしきコンサートにとっても、身に余る名誉な受章となりました。
最後に大原れいこから、「音楽が子どもたちの心に残り、いつか芽吹き、花開くことを信じて続けてきました。この名誉ある章は、これまでコンサートにご来場くださり、くらしきコンサートを支えてくださった皆様にいただいた章だと思っております。」とごあいさつ申し上げました。

このたび評価を受けた大原れいこの業績は次のとおりです。

昭和46年にテレビマンユニオンの設立に参加。著名な音楽家のテレビドキュメンタリー制作をはじめ、新企画の音楽番組を手がけ、広く注目される。平成元年には、「リヒャルト・シュトラウス~その愛と哀しみ」により、芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。また平成7年「赤い夕日~小澤征爾、故郷の指揮台に立つ」が、文化庁芸術作品賞を受賞。そうしたなか、郷土倉敷の音楽文化が豊かであることを願い、昭和58年に、音楽プロモート会社「くらしきコンサート」を設立、以来、主宰してきた。「大原美術館ギャラリーコンサート」は、音楽と絵画の融合により、絵画ファン、音楽ファンを魅了する音楽会として倉敷のまちに定着して久しい。また地元有志の協力で延べ8500人の中高校生を無料でコンサートに招待するなど次世代のファンも増やし続けている。国内外からのトップアーティストの演奏を倉敷へとプロモートする氏の活躍は、倉敷に豊かな音楽文化を育み、文化振興に大きく貢献している。

くらしきコンサートのあゆみを支え、お力添えくださいます多くの方々、そしてご来場いただいたお客様に、この機会をお借りして、大原ならびにスタッフ一同、改めまして心より感謝申し上げます。

伊東香織市長より倉敷市文化章の贈呈が行われました。

挨拶の最後「みなさんもっとコンサートを聴きに来て下さい」と呼びかける大原。

市長と大原を囲み、受章の喜びを分かち合う来賓の方々とくらしきコンサート関係者たち。