くらしきコンサートでは、今秋１０月に開催する「上岡敏之指揮/ヴッパータール交響楽団」倉敷公演にさきがけて、倉敷在住の中学生２名を、同オーケストラの所在地であるヴッパータール市(ドイツ)に送り、この町に根付いている《オーケストラをめぐる「まちと文化」の生きたきずな》を自分たちの目と耳と心で学びとるプロジェクトを計画しました。公募により選ばれた中学生２人（天城中３年岡田真実子さん・東中１年長尾賢くん）が、３月１９日（金）現地に向けて、岡山空港から出発。３泊５日の行程でリポーターとしての役目を見事に果たし、２３日（火）そろって元気に帰国しました。

スケジュールは次のとおりでした。

○3月19日（金）
出発式（岡山空港）
岡山空港⇒羽田空港⇒成田空港⇒ウィーン⇒デュッセルドルフ
デュッセルドルフ空港着　鉄道に乗り換え
ドイツ･ヴッパータール　到着

○3月20日（土）
ヴッパータール交響楽団　リハーサル見学
オーケストラメンバーへのインタビュー
ホームステイ先でランチ
ホストファミリーとケルン大聖堂を見学
【ヴッパータール交響楽団フルート奏者のメルテンさん宅に2人揃ってホームステイ】

○ 3月21日（日）
コンサートホールへ来た地元市民へインタビュー
ヴッパータール交響楽団　定期演奏会　出席
ヴッパータール市長ピーター・ユング氏にインタビュー
上岡氏、ホストファミリーと共にランチ
シュロス・ブルグ（古城）、市街地など見学
【ホームステイ】

○ 3月22日（月）
ヴッパータール駅から列車で出発
デュッセルドルフ空港　出発
成田空港着
岡山空港着　解散

わずか２日間の滞在でしたが、市長をはじめ沢山の市民の皆さんや、オーケストラのメンバーと交流し、倉敷から来た子どもたちは一躍人気者に。ホストファミリーとも言葉を越えて楽しいひとときを過ごすことができました。帰国した２人は、逆ホームシック状態。秋にはヴッパータールから上岡氏とオーケストラが倉敷へやって来ます。再会の時が待ち遠しい２人です。

現地での２人の活躍ぶりを、これから少しずつご紹介していきますので、お楽しみに！

初日、オーストリア航空の機内で。まだ少し緊張気味の２人。

２０日の朝、オーケストラ事務局長のルイ氏がホテルに迎えに来てくれました。

ケルン大聖堂はヴッパータールから電車で３０分。２人の希望が実現しての来訪です。