くらしきコンサート

MENU

第100回くらしきコンサート くらしきコンサート100回記念公演 ジュニアグランドオーケストラ2016 山田和樹(指揮) 岡山市ジュニアオーケストラ 倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラ 桃太郎少年合唱団 岡山市ジュニア合唱教室 倉敷少年少女合唱団

この公演は終了しました

1983年にスタートした「くらしきコンサート」は、回を重ねて、この度、第100回公演の節目を迎えることとなりました。
これまでの年月、ご来場いただきましたお客さま、そして地方の小さな民間事業を長年にわたり支え続けて下さった多くのみなさまに、心より感謝と御礼を申し上げます。

私たちは、この100回目のステージを、著名演奏家の完成されたパフォーマンスではなく、今ふるさとで日々成長し、これからの時代を担っていく子どもたちが集まって、ともに「未来」を目指す出発点にしようと考えております。
倉敷・岡山のジュニア・オーケストラと合唱団、総勢300名の先頭に立つのは、指揮者・山田和樹さん。そのタクトのもと、子どもたちが未完成の若い力を結集し、全力で音楽の高みをめざすコンサートです。
どうぞあたたかい拍手で、“小さな音楽家”たち一人一人のチャレンジと努力に報い、音楽の大きな力にのせて未来へと送り出していただけますように、たくさんのみなさまのご来場をお待ちしております。

公演情報

第100回くらしきコンサート

くらしきコンサート100回記念公演 ジュニアグランドオーケストラ2016 山田和樹(指揮) 岡山市ジュニアオーケストラ 倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラ 桃太郎少年合唱団 岡山市ジュニア合唱教室 倉敷少年少女合唱団

2016年8月21日(日)14時(開場13時)[プレコンサート13時15分~]

■会 場

倉敷市民会館

■プログラム

「はじまりの朝に」 山中千佳子(作詞作曲) 【くらしきコンサート100回記念公演委嘱作品】
交響曲 第9番 「新世界より」 ドヴォルザーク(作曲)
児童合唱と管弦楽のための合唱組曲 「えんそく」 阪田寛夫(作詞)/山本直純(作曲)
「唱歌の四季」より 「夕焼小焼」 三善晃/鈴木輝昭(編曲)

※演奏者の都合により曲目・曲順は変更になる可能性もございます。あらかじめご了承ください。

■入場料(全席指定)

  • A:2,000円
  • B:1,000円

◎本公演では、学生券の設定はございません。

◎車いすを使用される方は、ホール所定の専用スペースでご鑑賞いただきます。希望される方は、くらしきコンサートまでお知らせください。入場料として、本公演ではB相当1,000円を申し受けます。ただし、S席・A席を購入された方が車いすで来場された場合、B券との差額をご返金することはできませんので、あらかじめご了承ください。

※本公演の学生券は「郷土の中高校生にクラシック音楽をプレゼントする会」のご協賛により助成をいただいております。

■座席イメージ図(1842席/1974席:本公演はステージを通常よりも拡張しています)

※座席表は倉敷市民会館HPよりご覧下さい。

※ご入場は小学生以上の方とさせていただきます。

※お子様のお膝の上でのご鑑賞はご遠慮いただいております。必ずお1人様1枚チケットをお求めください。

※当日は会場に託児所をご用意いたします。

プロフィール

山田和樹
Kazuki Yamada (指揮)

1979年神奈川県秦野市生まれ。東京藝術大学指揮科卒業。指揮法を松尾葉子・小林研一郎の両氏に師事。
2009年第51回ブザンソン国際指揮者コンクールに優勝、併せて聴衆賞も獲得。ただちにモントルー=ヴェヴェイ音楽祭でBBC交響楽団を指揮してヨーロッパ・デビュー。同年ミシェル・プラッソンの代役でパリ管弦楽団を指揮、すぐに再演が決定する。2010年には小澤征爾氏の指名代役として、カザルスホールでの演奏会、スイス国際音楽アカデミーにて指揮したほか、小澤氏の推薦によりサイトウ・キネン・オーケストラを指揮、2012年にはサイトウ・キネン・フェスティヴァル松本で小澤氏の代役としてオネゲル作曲「火刑台上のジャンヌ・ダルク」を、サントリー芸術財団サマーフェスティヴァルではクセナキス作曲「オレステイア三部作」を続けて指揮し好評を博した。
これまでに、NHK交響楽団をはじめとする日本国内主要オーケストラ、BBC交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、バーミンガム市交響楽団、パリ管弦楽団、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団、ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、ローザンヌ室内管弦楽団、ベルリン放送交響楽団、フランクフルト放送交響楽団、ケルン放送交響楽団、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団、エッセン・フィルハーモニー管弦楽団、ワイマール歌劇場管弦楽団、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団、エーテボリ交響楽団、プラハ交響楽団、シンフォニエア・ヴァルソヴィア、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団などへ客演。
スイス・ロマンド管弦楽団とのCD「フランス舞踏音楽集」を2013年に、「ドイツ舞踏音楽集」を2014年にペンタトーン・レーベルより続けてリリース。「オーケストラのとびらをひらく」出版(アリス館)。
横浜文化賞文化・芸術奨励賞、出光音楽賞、渡邊暁雄音楽基金音楽賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞、文化庁芸術祭賞音楽部門新人賞受賞。
現在、スイス・ロマンド管弦楽団首席客演指揮者、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者(2016年9月より芸術監督兼音楽監督就任)、日本フィルハーモニー交響楽団正指揮者、横浜シンフォニエッタ音楽監督、オーケストラ・アンサンブル金沢ミュージック・パートナー、仙台フィルハーモニー管弦楽団ミュージック・パートナー、東京混声合唱団音楽監督を務める。ベルリン在住。

岡山市ジュニアオーケストラ

岡山市ジュニアオーケストラは昭和40年1月、わが国初の自治体が運営する公立青少年オーケストラとして結成され、団員165名、指導員10名で発足しました。現在では小学3年生から大学生まで常時約100人の団員を擁し、岡山市在住の児童・生徒に限らずオーケストラ活動がない近接地域からの参加もあり、団員・指導者および関係者が一丸となって、音楽を通じて豊かな人間性の育成に努めています。団員は毎月4回程度、日曜日の午前9時30分から3時間の定期練習(岡山市立岡山中央小学校)とコンサート直前の強化練習(西川アイプラザ)を通じて、演奏レベルの向上に努め、若々しくも本格的なクラシック音楽を広く県民・市民に提供し続けています。平成12年、姉妹都市であるサンノゼ市で初の海外公演を行ったのを皮切りに、富川(プチョン)市(大韓民国)で親善公演、岡山市・サンノゼ市姉妹都市締結50周年記念事業の一環として、サンノゼユースシンフォニーとの合同演奏会(米国)を行いました。昨年3月には、ゲストに国内外で活躍されているピアニストの有森博氏(OB)、フルーティストの小池郁江氏(OG)、ヴァイオリニストの守屋剛志氏をお迎えし、岡山市ジュニアオーケストラ創立50周年記念演奏会を開催しました。定期演奏会の他、依頼演奏の活動を通して、人と人とのつながりを大切にし、岡山市の代表として他都市との文化交流や国際親善のためにより一層活躍できればと考えています。

倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラ

公民館活動として発足した 「子どものためのヴァイオリン教室」をもとに、多数の市民の熱意を受け、「オーケストラ活動を通しての人間形成を」という理念のもと、昭和59年4月倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラとして結成。くらしきコンサートのご配慮により、団結成初回練習の際に、ロストロポーヴィチ氏の指導を受け、その後もルチア・ポップ氏、ペーター・ザイフェルト氏との共演を果たす。これまでに、世界的に活躍する有能なプレーヤーを輩出。昭和63年と平成11年日中親善演奏旅行、平成15年ニュージーランドにて親善演奏会を実施。平成11年県内音楽団体初のNPO法人承認を受ける。平成23年くらしき作陽大学と音楽文化教育交流協定を締結、演奏活動について協力体制をとり、地域の音楽教育への貢献を目的として連携を強化している。平成16年第5回岡山芸術文化功労章、倉敷市文化連盟奨励賞、平成26年福武文化奨励賞を受賞。地域にオーケストラに親しむ機会を少しでも多く提供できればと、年1回の定期演奏会をはじめ、施設や病院でのボランティアコンサートを積極的に実施。過去の海外活動から、身近な病院コンサートまで、音楽の裾野を広げることに尽力している。近年では、2、3歳児を対象としたKMC (キッズミュージックサークル)教室を開講し、幼児の生活に根ざした音楽教育にも積極的に取り組んでいる。平成26年、創立30周年を迎え、新たな一歩を踏み出している。

桃太郎少年合唱団

桃太郎少年合唱団は、昭和36年(1961年)に倉敷を訪れたウィーン少年合唱団の演奏を聴かれた当時の三木行治岡山県知事の提唱により、昭和37年(1962年)に青少年の健全育成と地域音楽文化向上に役立てることを目的に創設されました。
それから半世紀、毎年秋に開催される定期演奏会をはじめ、全日本少年少女合唱祭、岡山県少年少女合唱連盟演奏会、その他さまざまな事業や式典などへ参加し、また本格的なクラシックコンサートヘの合唱参加なども経験してきました。
創立20年目から海外での演奏や合唱団との交流が始まりました。ハワイでのホノルル少年合唱団とのジョイントコンサートを皮切りに、中国・洛陽、オーストラリア・シド二-、ヨーロッパではケルン、デュッセルドルフ、ボンなどでの演奏の機会を得ました。平成11年(1999年)8月には、世界の少年合唱団の中で初めてオーストリア・ウィーン少年合唱団との合同合宿を実現しました。
これまでの活動実績に対して、昭和43年(1968年)三木記念助成金・昭和58年(1983年)山陽新聞奨励賞・平成6年(1994年)岡山県芸術祭賞・平成13年(2001年)サントリー地域文化賞など多くの表彰をいただいています。
全国では多くの児童合唱団が活動していますが、「少年」合唱団は約10団体で、大変貴重な存在です。岡山で生まれ、岡山で育った桃太郎少年合唱団。地域の誇りとして、地域の人々に愛され支えられながらますます発展してゆくことを願っています。

岡山市ジュニア合唱教室

公益財団法人 岡山市スポーツ・文化振興財団では、次世代を担うジュニア層を対象に、歌(声楽)を基礎から学び、人自身が持っている楽器(声)の素晴らしさ、歌うことの楽しさ、厳しさを経験する中で、より豊かな情操(感受性・創造性・表現力)を養うと共に、人材の発掘、育成を通して技術の向上、他団体との協調も図りながら岡山市の芸術文化振興に努めることを目的に、平成20年6月1日に誕生しました。
現在、小学校3年生から高校2年生までの37名が在籍し、年1回の演奏会、依頼演奏会、他の少年少女合唱団や岡山市ジュニアオーケストラとの交流演奏会など、積極的な活動範囲の拡大を図っています。

倉敷少年少女合唱団

創立43年。現在、アカペラを中心とした芸術性の高い合唱曲に取り組み、全日本合唱コンクール岡山県大会で3年連続部門1位、中国大会に岡山県代表として連続3回出場。今年2月の岡山県アンサンブルコンテストにおいて、重唱・ジュニア・女声(大人)の、出場3部門全てで1位を受賞、3冠を達成。3月には「声楽アンサンブルコンテスト全国大会」に岡山県代表出場し、そこで岡山県初の金賞を受賞、本選に出場し入賞を果たした。2013年には合唱王国、欧州ハンガリーで開催されたブダペスト国際合唱コンペティションで金賞を受賞。また、声楽を基礎とした発声指導に取り組み、団員が、全日本高校声楽コンクールで1位、岡山県学生音楽コンクール声楽部門1位、児童音楽コンクール歌唱部門1位、ほか多数受賞している。一方、毎年の定期演奏会では「ライオンキング」「オペラ座の怪人」「エリザベート」「キャッツ」「アナと雪の女王」「美女と野獣」など有名ミュージカルにも挑戦し、人気を集めている。団員が5年間で40名から120名に激増し、倉敷市を中心とした、県内外の園児から大学生の団員が、毎週土曜日、活発に活動している。男子も多く受賞者多数。音楽性の高い演奏を目指してコンクール中心に活躍する「シニアクラス」の他、園児・低学年・新入団の「ジュニアクラス」では、専門の指導員が年齢に適した曲で楽しく指導を行い、将来の活躍を目指して基礎力を養成している。

森田恵子
Keiko Morita (司会)

KSB瀬戸内海放送アナウンサー、NHK岡山放送局キャスターを経てフリーアナウンサーに。
担当12年目のFM岡山「FreshMorningOKAYAMA」(水・木DJ)では、抜群の安定感、アドリブ、取材力、インタビュー力が高く評価されている。各種式典、イベントの司会、パネルディスカッションやフォーラムの進行、コーディネーションも数多く担当。
コーチングを主とするコミュニケーション研修・セミナー、ファシリテーション、リーダーシップ、階層別、問題解決研修、実践を中心とするマナー研修や各種セミナー・講座などを、企業、行政、医療、教育関係、団体、個人などの場で多数実施。公的機関、教育機関での就職支援セミナーも数多く担当。「もう一度受けたいセミナー」として定評がある。ライフワークとして精力的に行っている朗読公演や朗読教室、「和文化を気軽に伝える」活動などにも人気が高い。おかやまアナウンス・ラボ株式会社 代表取締役。ノートルダム清心女子大学、就実大学非常勤講師。